「アクセスゼロ」「問い合わせゼロ」に苦しむあなたへ
行政書士として独立・開業する際、多くの方がホームページを作ります。無料ツールで自作する方もいれば、数十万円かけて外注する方もいるでしょう。しかし、こういう声をよく聞きます。
――実は、行政書士のホームページには“売れるための設計”が必要不可欠です。
私はこれまで、自身の事務所サイトで月6,000UUを集め、問い合わせ率0.4%を安定してキープしてきました。そして現在は、行政書士の方向けに売れるWebサイトづくりをサポートするコンサルティングも行っています。
この記事では、実際の成功事例も交えながら、行政書士事務所に特化した「集客できるサイト設計」の考え方と具体策をお伝えします。
「売れる行政書士サイト」とは? ― 問い合わせが「発生し続ける状態」

「売れる」とは、単発的に1件問い合わせが来ることではありません。
“安定して継続的に、検索から見込み客が流入し、問い合わせが来る状態”を作ることです。
こんな状態が理想です―
成功サイトに共通する5つの要素(詳細解説)
① ターゲットと業務特化が明確
例:「建設業許可 × ○○市専門」「外国人ビザ × 個人事業向け」
誰に、どんな悩みで、何を提供できるかが明示されていれば、それだけで刺さります。
② 地域と対応範囲の明示
行政書士業務は地域性が高く、検索者は「この人、自分の地域の人かな?」と気にします。対応市区町村をすべて記載するだけでも成果が変わります。
③ 写真・プロフィール・理念がリアル
顔写真、出身地、過去の経歴、なぜこの業務をやっているのか。文章だけでなく“人柄”がにじみ出ているサイトほど問い合わせ率は上がります。
④ CTA(行動導線)が明確
ページを読んだあと、どこに行けばいいか分からないサイトは論外。
問い合わせボタン、LINE、電話などを、ページの上下やサイドバーに必ず配置。
⑤ コンテンツの継続発信
ブログ記事やコラムを継続的に書くことで、「資産としてのページ」が増える=検索からの入り口が広がる。これが最大のSEO施策です。
自作か?外注か? それより「設計力」が9割を決める
外注に100万円払っても「設計力」が弱ければ売れません。外注はあくまで“見た目”を整えることが仕事であって、“売れる設計”まで含まれていないことが多いです。
こうしたサイトは、SEOでも不利な上、ユーザーに安心感も与えられず、まったく成果が出ません。行政書士のサイトを調べてもこうしたサイトが多いのではないでしょうか?
逆に、月額数千円のサーバー代だけで、自作で集客している行政書士もいます。
ホームページは「作って終わり」ではなく、「育てて成果を出す」ことが目的。その視点を持てるかどうかが、最大の分かれ道になります。
成功事例:開業1カ月で「建設業許可 × 地域」で月20件の問い合わせ
ウィルホープ行政書士事務所では、ホームページをすべて自作・自運用しています。広告費をかけずに、コツコツとSEO対策や導線改善を重ねてきた結果、現在では月に5,000名以上の方にご覧いただき、月20件のご相談をいただけるようになりました。なお、開業の10カ月前から自作を初めて、約半年を過ぎたことから、アクセス数がかなり多くなり、毎月500人の流入数が増えています。
中でも「建設業許可」や「対応エリア別(例:神奈川・埼玉など)」、「建設業許可が必要な工事」のキーワードでの流入が多く、実際にお問い合わせの約8割が対応エリア内からという理想的な状態を実現。
ホームページに手をかけることで「信頼感」や「専門性」をしっかり伝えられるようになり、お問い合わせ後の成約率も高くなりました。
WEB制作の知識が全くなくても、工夫次第で問い合わせが来るWEBサイトを作ることができました。
売れるホームページは「見た目」より「設計と継続力」
どれだけデザインが美しくても、「誰に向けて」「どんな価値を」「どう伝えるか」が明確でなければ、問い合わせはきません。
これが「問い合わせのくる行政書士サイト」の本質です。
あなたのホームページ、育てる覚悟はありますか?
ホームページは「作ること」が目的ではなく、「結果を出すために育てること」が本当の目的です。
もし今あなたが、「問い合わせが来ない」「どう改善すればいいか分からない」と悩んでいるなら、一度設計を見直してみませんか?