【行政書士の年収】売上と年収の違いとは?年商1,000万時の経費と手元に残るお金のリアル

「年商1,000万円達成!」

行政書士が最初に目指す年商が1000万円なのではないでしょうか?

しかし、これから独立する行政書士は「年商1,000万円=年収1,000万円(そのまま自分の給料になる)」と勘違いしがちです。

言うまでもなく、ビジネスの基本は「売上 − 経費 = 年収(事業所得)」です。

いくら年商1,000万円を売り上げていても、事務所家賃や外部への代行手数料で毎月大量の経費をかけていれば、手元に残るお金はサラリーマンの平均年収以下にしかなりません。

今回は、ひとり行政書士が年商1,000万円を達成した時の「売上を維持する経費の極限削減」と、「節税投資によって手取り(手元に残るキャッシュ)を最大化する戦略」をお話しします。

2種類の経費:「攻めの投資経費」と「売上維持の固定経費」

経費という言葉を一括りで捉えているうちは、いつまで経っても手元にお金が残りません。事業を円滑に回し、賢く残高を増やしている行政書士は、この経費を「削るべき性質のもの」と「増やすべき性質のもの」の2つに明確に切り分けています。

「売上を維持するための経費」は極限まで削ぎ落とす

売上を維持するための経費とは、案件を1件受任・処理するたびに発生するコストや、事業を存続させるためだけに毎月口座から引かれていく固定費(ランニングコスト)のことです。

例えば、毎月の高額なオフィス家賃、リスティング広告費用、集客代行業者へ支払うバックマージン、使ってもいない業務専門ソフトの毎月のリース料など。

ここを高く設定してしまうと、経営の自由度が完全に奪われます。毎月数十万円の固定費が引かれる状態では、常に「今月も〇件受任しなければ赤字になる」というプレッシャーに追われ、受任単価の低い案件や筋の悪い客まで断れなくなります。

結果として、いくら働いても精神的な余裕が生まれない不毛な「自転車操業」に陥るわけです。

自力で集客できる方法を構築かつ、自宅兼オフィスでスタートすれば、この「維持コスト」はほぼゼロに抑えられます。

固定コストが極限まで低ければ、案件の選択権を自分が握ることができ、1件あたりの粗利益率を90%以上に保つことが可能になります。

「事業を加速させるための経費(節税投資)」は一切惜しまない

売上維持コストを削る一方で、しっかり売上が上がって利益が出た時に徹底的に使うべきなのが、この「攻めの投資経費」です。

例えば、最高スペックのPCや最新のスマートフォン、作業効率を高めるマルチモニター環境、オンライン打ち合わせ用のシステム、各種業務を効率化するクラウドツール

士業の業務効率は、使用するデバイスの処理速度や通信環境に直結します。 書類作成やPDF化の処理速度が1分縮まるだけで、月間数十件の書類を扱うひとり行政書士の年間労働時間は何十時間も削減されます。

外出先や現場から送られてくる高解像度の現場写真をサクサク確認できるハイスペックなスマホやPCは、単なる備品ではなく「稼ぐスピードを何倍にも引き上げる武器」なのです。

利益が出た段階でこうした高スペック機材や環境に経費を投入することは、ただ税金で現金を減らすのを防ぐ(節税)だけでなく、翌年の処理スピードと生産性を爆発的に引き上げる「プラスの投資」になります。

集客代行に70%搾取される「搾取モデル」の恐怖

稼げない行政書士が一番陥りやすい地獄が、自力集客を諦めて「営業代行・集客代行業者」に依存することです。業界の集客代行やポータルサイトの紹介手数料には、売上(報酬)の30%〜70%かかるものが多いです。

15万円の案件をこなしていても、集客を業者に丸投げしている行政書士は、1件あたりわずか5万円程度しか手元に残りません。年商1,000万円分働いても、700万円近くを業者に吸い上げられ、手元に残る年収は200万円以下という悲惨な状態になります。

これでは、「業者を儲けさせるために汗だくで書類を書いている下請け労働者」と変わりありません。

維持コスト極小化が生み出す圧倒的な強み

弊社代表が建設業許可メインで年商1,000万円(月平均約83万円)を売り上げていた当時、「売上を維持するための経費」はほぼゼロでした。

  • WEBサイト・LINE運用:自作のため年間約1万円(サーバー・ドメイン代のみ)
  • 事務所費用:自宅兼用(固定費ゼロ)
  • 営業代行・広告費:自力集客のためゼロ

「残った潤沢な利益から、自分の作業効率を爆発的に上げる「ハイスペックPC」や「最新スマホ」へ経費として投資(節税)し、さらに実務スピードを加速させるという「最強のプラスの循環」を作り出すことができたのです。

独立1年目で「食える行政書士」になるために

​行政書士業界で失敗する人の共通点は実務もしくは集客をおろそかにしているところです。経費がかからない事業とはいえ、​「知識ゼロ・集客ゼロ」で走りだせば数ヶ月でキャッシュが尽きて廃業します。

しかし、正しい「実務の見抜き方」と「集客」さえ手に入れれば、後発であっても1年目で1,000万円を超えることは十分に可能です。

​あなたが数年かけて手探りで失敗するはずだった時間を、僕の5年の下積みと独立してからのデータでショートカットしてください。

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当サイトを監修者

行政書士 松友 文志

建設業許可に特化したWEB集客と徹底した実務管理の仕組み化により、開業わずか5ヶ月で年商500万円、11ヶ月で年商1,000万円を突破

現在は自事務所の運営にとどまらず、これから独立を目指す新人行政書士向けの開業・実務支援コンサルティングを展開している。

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