行政書士事務所のホームページに必要な7つの必須ページとは?

行政書士として独立・開業したとき、必ず必要になるのが「事務所ホームページ」です。

とはいえ――

  1. 何を載せたら問い合わせが来るのか?
  2. 無駄なページを作らず、最低限必要な構成って何か?
  3. 見栄えより“成果”を出したい

そんな疑問や悩みを持つ方も多いのではないでしょうか!?

この記事では、実際に広告なしで月5,000UU・問い合わせ率0.4%前後を達成している現役行政書士が、成果につながるホームページに「最低限必要な7つのページ」を解説します。

トップページ:ユーザーの「3秒ジャッジ」に備える

ユーザーが最初に訪れるページがトップページです。ここでは、次の3つを「一瞬で」伝えられなければ離脱され可能性高いです

  • 何の専門家か(行政書士かどうか)
  • 自分に関係あるか(地域や業務)
  • 信頼できそうか(人柄や雰囲気)

よくある失敗

  • 名前や業種が目立たず「誰の何のサイトかわからない」
  • 画像ばかりで内容がない
  • “行政書士”という言葉がタイトルに入っていない

▼改善ポイント

  • 「○○市の行政書士 ○○事務所」など、明確なキャッチコピー
  • 業務一覧をアイコンで見せてすぐ誘導
  • 代表写真と「ごあいさつ」を上部に配置
  • ファーストビューに“無料相談”や“問い合わせボタン”

業務案内ページ:1業務=1ページで丁寧に書く

「何を頼めるのか」がわからないサイトには誰も問い合わせしません。行政書士の業務は多岐にわたるため、1業務1ページ構成が原則です。

▼各業務ページに入れたい項目

  • この手続きが必要な人(ターゲット)
  • サービスの流れ(STEPで図示)
  • 必要書類・期間・費用の目安
  • よくある質問
  • 対応地域(地名キーワードも意識)

SEOのポイント

  • 「建設業許可 ○○市」など、地域×業務の複合キーワードを意識
  • 同業務のページが1つだけだとロングテールが拾えない → ページごとにブログリンクもOK

事務所紹介ページ:「顔が見える信頼」が成約率を上げる

行政書士業において「誰がやっているか」は最大の差別化要因。顔の見えない事務所は、想像以上に敬遠されます。

▼載せるべき内容

  • 代表者の顔写真(プロでなくても自然体のもの)
  • 行政書士としての経歴・想い・対応スタンス
  • 所在地・アクセス情報(Googleマップも)
  • 行政書士登録番号・所属会名(信頼性向上)
  • 使用している電子申請・クラウドシステムなど(差別化)

ポイント

自己紹介文は“相談者視点”で書くこと。自慢話より「どんな気持ちで向き合ってくれる人か」が伝わると強い。

お客様の声・実績ページ:信頼の「証拠」を見せる

あなたのサービスがいくら良くても、第三者の評価がないと不安で問い合わせできません。

お客様の声=社会的証明(ソーシャルプルーフ)です。

▼書いてもらう例

  • 業務名(例:建設業許可)
  • ご相談内容とその結果
  • 実際に感じたこと・良かった点
  • 顔写真・イニシャル・市区町村など

実績数を明記(例:建設業許可申請 2023年実績112件)すると、数字で信頼感が上がります。

  • スタート直後は「よくあるケース」として仮想事例+解説もOK。実績が少ないうちはFAQ型実績ページでも。

料金案内ページ:明確さが「不安→安心」に変わる

料金が不透明なままでは、問い合わせまで至りません。「問い合わせる前にだいたいの予算感を知りたい」のがユーザー心理です。

▼書き方のポイント

  • 「~円~」「○○円(税込)〜」の表記で幅を持たせる
  • 手続きごとに基本報酬を明示
  • 別途かかる実費(印紙代・証明書代など)も補足
  • 初回相談料・出張料・オプション料金の有無

📌 料金表には「お問い合わせ後、正式なお見積りをご提示します」と書けば安心感を与えられます。

よくある質問(FAQ):問い合わせ前の不安を払拭

ユーザーが問い合わせを躊躇するのは、なんとなく不安だから。それを“先回り”して解消できるのがFAQページです。

▼よくある質問例

  • 初回相談は無料ですか?
  • 平日夜や土日も対応していますか?
  • 電話やオンラインでも相談可能ですか?
  • 他県の方も対応できますか?
  • 個人でも依頼できますか?

FAQはSEOにも効きます(=検索ユーザーの「疑問文」に引っかかりやすい)。
1つの質問につき150~300字程度で丁寧に答えるのが理想。

お問い合わせページ:離脱されない“導線と安心感”

ホームページのゴールは問い合わせされること。フォームが使いにくい、質問内容がわかりづらい、入力が多すぎる…それだけで機会損失になります。

▼理想のフォーム構成

  • お名前(必須)
  • メールアドレス(必須)
  • 電話番号(任意)
  • お問い合わせ内容(自由記述)

ポイント

  • 送信ボタンの下に「2営業日以内にご返信します」など、安心文言を添える
  • フォーム以外に「電話相談・LINE対応・Zoom相談」など別チャネルも書く
  • ページ下部だけでなく、各ページ中にも“ミニフォーム”を差し込むと効果的

総まとめ:この7ページが、成果につながる“最短ルート”

行政書士ホームページに必須の7ページをもう一度整理しましょう!

ページ役割
トップページ第一印象と信頼の入口
業務案内ページSEOと問い合わせ誘導のメイン
事務所紹介ページ顔が見える安心感を伝える
実績・お客様の声“選ばれる理由”の証明
料金案内ページ不安をなくして行動を促す
よくある質問ハードルを下げるクッション
お問い合わせページゴール導線、フォーム最適化

これらのページがしっかり設計されていれば、あとはブログやSEO記事で流入経路を増やすだけ。“見た目が綺麗”より、“内容が正しく届く”ことが最優先です。

「この内容で本当に大丈夫?」
「自分のホームページ、直したほうがいいところはある?」

そんなお悩みには、現役行政書士の視点からホームページ無料診断も承っています。
お気軽にお問い合わせください。

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