「ホームページを作ったのに、なぜか問い合わせが来ない…」
そんな声をよく聞きます。実は、多くの行政書士が見落としがちなのが「公開後の初期設定」です。ホームページは公開して終わりではありません。むしろ、そこからが本当のスタートです。
検索エンジンから見つけてもらい、信頼を得て、問い合わせにつなげるためには、最初の設定が集客力を大きく左右します。
この記事では、行政書士として開業後すぐにやっておくべき、ホームページの10の初期設定を詳しく解説します。これをきちんと整備しておくことで、ホームページは確実に「集客装置」として育っていきます!
Googleアナリティクスの導入

Googleアナリティクスは、訪問者の動きを可視化できる強力なアクセス解析ツールです。具体的には、以下のような情報がわかります
これらのデータは、どのコンテンツが効果的かを判断する材料になります。改善や記事戦略の立案に活かせるため、必ず初期段階で導入しましょう!
Googleサーチコンソールの登録

サーチコンソールは、あなたのサイトがGoogleにどう認識されているかを確認できるツールです。以下のような情報がわかります
検索流入を強化したい行政書士には必須のツールです。XMLサイトマップとの連携もここで行います。
XMLサイトマップの送信
サイトマップとは、サイト全体のページ構成をGoogleに伝えるためのファイルです。これを送信することで、新しいページが素早くインデックスされやすくなり、SEO上の効果も高まります。
WordPressなら「XML Sitemaps」や「All in One SEO」などのプラグインで自動生成・送信できます。
ローカルSEO対策(Googleビジネスプロフィール)

地域密着型の業務が多い行政書士にとって、Googleビジネスプロフィールへの登録は非常に効果的です。地図検索や「〇〇市 行政書士」などの検索結果に表示されやすくなります。
登録後は、事務所名、住所、電話番号、業務内容、営業時間などを正確に記載し、写真の追加もしておきましょう。レビュー(口コミ)も重要な信頼要素になります。
SNSとの連携設定

ホームページとSNS(X、Instagram、Facebookなど)を連携させることで、情報発信の幅が広がり、信頼度も向上します。ブログ更新のお知らせ、日常業務の紹介、専門知識の発信などをSNSでも展開すれば、接触機会が増えます。
SNSボタンの設置やOGP設定(シェア時の画像・タイトル調整)も忘れずに行いましょう。
問い合わせフォームのテスト&通知確認
問い合わせフォームが機能していないと、貴重な問い合わせを逃すことになります。公開後すぐにチェックしましょう
セキュリティ設定(SSL化の確認)
SSL化(https化)は、Googleからも推奨されており、検索順位や信頼性に影響を与えます。SSLが適用されていないと、ブラウザ上で「安全ではありません」と表示されるため、大きなマイナス要因になります。
ドメイン取得時やサーバー契約時にSSL化を忘れずに。Let’s Encryptなど無料SSLも利用可能です。
ファビコン(ブラウザアイコン)の設定
ファビコンとは、ブラウザのタブやスマホのブックマークに表示されるアイコンです。小さな部分ですが、サイトの印象や信頼感に大きく貢献します。
WordPressの場合、「外観」→「カスタマイズ」→「サイト基本情報」から簡単に設定できます。事務所ロゴやシンボルマークがあれば、それを使うのが理想です。
404ページの整備

訪問者が存在しないページにアクセスした場合に表示される404ページ。デフォルトのエラーメッセージだけでは離脱されやすいですが、以下を整えることで改善できます:
定期バックアップの設定
万が一のトラブル(サーバー障害・誤操作・ハッキング)に備えたバックアップ体制は必須です。定期的なバックアップがあれば、被害を最小限に抑えられます。
WordPressでは「BackWPup」「UpdraftPlus」などのプラグインを使えば、自動でクラウド(Google DriveやDropboxなど)に保存できます。
まとめ
行政書士のホームページは、ただ作るだけでは成果につながりません。公開直後にしっかりと設定を済ませることで、「問い合わせにつながる」「検索に強い」「信頼を与える」サイトへと進化します。
今回ご紹介した10の初期設定は、どれも見逃せないものばかり。ひとつずつ着実に実施することで、開業直後の大きな差別化になります。
「設定が難しそう…」「どこから始めればいいかわからない」 そんな方は、行政書士専門のWEBサポートとして丁寧にサポートします。お気軽にご相談ください!